外国人観光客が沖縄旅行中に困った事で多く挙げられるのが「 施設等のスタッフとのコミュニケーションが取れない 」「 多言語表示が分かりにくい 」などがあります。他国を旅行する際にそういった言語の壁に遭遇するのは仕方のない事ですが、事前に対策をしておく事でより沖縄旅行を楽しむ事が出来ます。
多言語コンタクトセンターへ連絡する
旅行中に何か困ったことがあれば、沖縄県が運営しているコンタクトセンター【 おきなわ多言語コンタクトセンター 】へ連絡すると良いでしょう。外国人観光客への観光案内、通訳サービス、台風などの災害時の対応サポート等を行っているため、外国人観光客の相談に応じてくれます。他には日本政府観光局( JNTO )が設けているコールセンター【 Japan Visitor Hotline 】もあります。こちらは沖縄県だけでなく日本全国の緊急時案内( 事故・病気等 )や災害時案内、一般観光案内に対応しています。24時間 365日営業しているため、おきなわ多言語コンタクトセンターが営業時間外であった場合などに連絡すると良いでしょう。
無料の翻訳アプリを利用する
他にはスマホに無料翻訳アプリをダウンロードしておくという方法もあります。既に多くの方が利用しているとは思いますが、Googleの翻訳アプリであれば世界の100以上の言語に対応しており翻訳の精度も向上し続けているため、旅行中の多くのコミュニケーションの場で役立つでしょう。
また、テキストや音声の翻訳だけではなく画像内のテキストも翻訳出来るため、案内板や看板などに表示された日本語もスマホのカメラを向けるだけで翻訳出来るので非常に便利です。
他にもAI通訳機として有名な 「 ポケトーク 」をアプリ化したポケトークアプリがあります。AIによって常に最新かつ精度の高い翻訳結果をすばやく出力するため、こちらのアプリも非常におすすめです。
有料で翻訳機をレンタルする
簡単なコミュニケーションであれば無料の翻訳アプリであっても十分便利に利用出来ますが、より精度の高い翻訳にこだわりたいという方は、先述した「 ポケトーク 」の有料版をレンタルすることをおすすめします。ポケトークは言語ごとに最適な翻訳エンジンを採用しており、クラウド上の最新のエンジンを利用してすばやく出力する翻訳精度の高いAI通訳機となっています。