外国人観光客が沖縄を旅行中にケガや病気に見舞われた際に、どうすればよいか戸惑う方もいると思います。また、医療機関に関する情報を得られなかったり費用が高額であるなどの理由で受診を諦める方もいるそうですが、沖縄県ではそういった場合でも安心して受診出来るよう様々な取り組みを実施しています。
急な病気やケガに見舞われた時
沖縄旅行中に急な病気やケガに見舞われた際に、病院へ行くべきかどうか迷ったりどの病院へ行けばいいのか分からないという方もいると思います。そういう時のために沖縄県は【 インバウンド医療対応多言語コールセンター 】を設けています。こちらのコールセンターでは病気やケガ等に係る電話相談を受け付けており、症状等の聞き取りや必要な助言、外国語対応可能な医療機関等の案内を行っています。外国語対応病院を調べる
外国語対応の病院を調べるには先述したインバウンド医療対応多言語コールセンターへ連絡して案内を受ける事も出来ますが、【 沖縄県国際交流・人材育成財団国際交流課 】または【 日本政府観光局 ( JNTO ) 】のウェブサイトからも医療機関を検索する事が出来ます。こちらのウェブサイトではエリアや医療科目などで外国語対応の病院を絞り込む事が出来ます。
※各医療機関では、常時、外国語で対応できるとは限りません。受診の際は必ず事前に電話等で各医療機関に確認してください。
救急病院を調べる
沖縄県では外国人観光客が来院した際に電話機の受け渡し又は映像端末による通訳を提供する 「 電話・映像医療通訳サービス 」 や外国人観光客の対応に必要な問診票や診断書案内等の翻訳を行う「 医療機関向けの簡易翻訳サービス 」などの医療機関の各種サポートを行っています。そのため外国人観光客は安心して沖縄県内の医療機関へ来院することが出来ます。
もし大きなケガや急病などで、病院を調べたり選んでいる時間がない場合であっても沖縄県の通訳等のサポートがあるため、迷わず119番へ連絡して救急車を呼ぶか近くの救急病院へ行きましょう。
救急病院一覧